ばんたね病院

都市型地域密着型を通じて患者さんとご家族に再び笑顔を取り戻して頂けるように

ばんたね病院は、都市型地域医療支援病院として地域に密着した病院であるとともに、大学病院・教育病院として、安全で高度な医療を提供できる370床の中核病院です。切れ目のない医療体制を継続し、24時間、365日、患者さんを受け入れる体制を築いています。藤田医科大学の第二教育病院として、常に最新の知見を学び、最先端の研究を行いながら、日々の臨床に役立つ知識と技術の習得と研鑽に努めています。地域に根差した第一線の病院として多種多様な疾患に対応すると共に、大学病院として最新のリハビリテーション医療を提供しています。53名のリハビリテーションスタッフ一同、すべての患者さんが能力を最大限に発揮し、希望をもって笑顔で生き活きと暮らせるよう心を込めて精一杯ご支援をしています。

ばんたね病院の特色

・摂食嚥下リハビリテーション

摂食嚥下障害に対して多職種で評価と治療に取り組み、すべての人が口から食べられることを目指しています。X線透視を用いた嚥下造影検査、内視鏡カメラを用いた嚥下内視鏡検査、咽頭内圧検査(マノメトリー)、喉の周囲の筋肉を評価する筋電図検査などを行います。どこに問題があるのか、何が原因で食べられないのかを調べ、治療方法・訓練法を摂食嚥下チームで検討し、誤嚥性肺炎や低栄養予防、生活の質の維持・向上に努めています。

・痙縮治療

痙性片麻痺、痙性対麻痺など筋緊張が亢進している患者に対して、多職種で評価し問題点を明らかにした上で、A型ボツリヌス毒素(ボトックス)治療や神経ブロックを行っています。

・心臓リハビリテーション

日本心臓リハビリテーション学会認定指導士が2名在籍し、心不全や急性心筋梗塞後の早期リハビリテーションを積極的に行っています。急性期からパスに沿って多職種で包括的に心臓リハビリテーションをすすめます。必要に応じて、心肺運動負荷試験(CPX)で評価し、運動処方をしています。

・ニューロリハビリテーション

天井レール走行式免荷リフト、低床型デュアル・トレッドミル、3次元歩行解析装置など最新のリハビリテーション機器を導入しています。運動制御や運動学習の理論に基づいて、先端的リハビリテーションを提供します。

・電気生理学的診断・評価

末梢神経障害、神経筋疾患の診断と治療方針の決定を目的に、電気生理学的診断(神経伝導検査、針筋電図検査、誘発電位)を行います。診断は日本臨床神経生理学会専門医が行います。