七栗記念病院

藤田医科大学七栗記念病院のリハビリテーション医療

歴史

1987年に藤田保健衛生大学七栗サナトリウムとして当時の三重県久居市(現在の津市)に開設され、当初よりリハビリテーションと緩和ケアを行ってきました。現在の発展につながったのは2000年のリハビリテーション棟竣工で、週7日間リハビリテーションを行う全国に先駆けた訓練室一体型病棟がスタートしました。訓練室の拡張を目的に2017年には先進リハビリテーション棟を増築しました。

七栗記念病院先進リハビリテーション棟

Full-time Integrated Treatment (FIT) program

回復期リハビリテーション病棟を運用するシステムとして、FIT programを開発し、実践し、ブラッシュアップしています。FIT programでは、運動学習を基本骨格に、週7日間一日中活動的な生活をしてもらい、スタッフ間の情報交換を密にしてより大きなリハビリテーション成果が上がるシステムです。当院のチームアプローチは意図して行うものではなく、空気を吸うような感覚です。リハビリテーション科医、看護師、介護福祉士、療法士、社会福祉士、管理栄養士などが相乗的に力を発揮しています。訓練室と病室の間の6m幅の廊下は、訓練スペースにもコミュニケーションの場にもなり、FIT programのシンボル的存在です。七栗記念病院回復期リハビリテーション病棟

患者層・データベース・研究

入院患者さんは脳卒中など脳系が8割ほど、他に大腿骨骨折や脊椎脊髄疾患、神経筋疾患、切断などであり、計150床の回復期リハビリテーション病棟をほぼ満床にしています。この経験を6500名以上の脳卒中データベースとして蓄積し、臨床・研究活動に活かしています。さらにより良い臨床活動ができるよう、歩行・動作解析やシーティング、高次脳機能障害、ロボットなどの研究にも取り組んでいます。通所リハビリテーション、訪問看護のなかでの訪問リハビリテーションも行っています。緩和ケアに対するコンサルテーションも行っています。

啓発活動

七栗リハビリテーションセミナーは医療関係者向けに2000年から開始され2019年度までに117回行われました。2020年度からはハイブリッドオンラインセミナーとして行います。