ロボティックスマートホーム(RSH)

全てのひとに、安心、安全、快適な在宅生活を提供するため、活動を支援する機器(Activity Assistive Technology: AAT)の使用を前提とした居住空間、ロボティックスマートホーム(Robotic Smart Home: RSH)を開発しています。RSHは、高齢者や低活動者の生活リズムや行動変容にも着目し、活動が自然と誘発される、人工知能(Artificial Intelligence: AI)、モノのインターネット(Internet of Things: IoT)、そしてロボットを融合させた住宅の新規リノベーションデザインを提案することを目的としています。

真の実証を行う場、いわゆるリビングラボとしてUR豊明団地内のRSH実証研究施設を、各種活動支援機器の要素技術開発促進を目的として学内のRSH・AAT研究実証センターをそれぞれ積極的に活用しています。また各種機器については、愛知県の「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」、「リハビリ遠隔医療・ロボット実証推進事業」、「介護・リハビリ支援ロボット社会実装推進事業」の成果も活用しています。加えて、RSH実証研究施設は、厚生労働省 介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム構築事業の全国6拠点の1つとなっており、今後は全国の企業と連携した産官学での取り組みにも活用されます。

RSH実証研究施設

RSH実証研究施設におけるリビングラボの取り組み

RSH・AAT研究実証センター

開発中の横移乗支援ロボット

車いすの屋内使用で問題となる移動・移乗の難しさを解決する新規構造を有するロボットを開発しています。

遠隔リハビリテーションシステム

地域の遠隔地のみならず院内の感染による隔離が必要な患者さんへの応用も行なっています。

 

研究一覧

研究Research activities