先進地域包括ケアシステム

リハビリテーション医学・医療は、地域包括ケアシステムの要の一つです。2013年、大学病院をもつ学校法人として全国で初めて地域包括支援センター(藤田医科大学地域包括ケア中核センター)を開設、在宅医療・介護を開始しました。その後、予防・生活支援・豊かな住まい方と住民互助を実践するため、UR豊明団地内に、医療介護専門職が常駐する「ふじたまちかど保健室」を設置、団地高層階には当大学の学生が居住することで互助の若い担い手となる取り組みなどを開始し、共生社会の創出として大きな成果を上げています。さらに、全国唯一となる大学運営による在宅医療介護連携センター設置、自治体職員等の教育を目的とした全国初の地域包括ケア人材教育支援センター設置、幸田町・岡崎市への地域包括ケア中核センターサテライト設置など、先進的地域包括ケアの実践を加速させています。

また、住環境とロボット・IoT技術を融合させた、高齢者の安心・安全・快適かつ活動的な生活を支援する「ロボティックスマートホーム」開発、豊田市・トヨタ自動車株式会社と取り組むロボットを活用した地域包括ケアシステム開発(ロボット技術活用地域リハビリテーション医学講座)、伊勢市(連携リハビリテーション医学講座)や滋賀県での実証および研究開発、遠隔・オンラインリハビリテーションシステム開発、予防的介入のための運動機能検診および運動プログラム開発(現在、藤田医科大学病院国際医療センターにおいてウェルエイジングケアプログラムとして提供)などにも取り組んでいます。

 

ふじたまちかど保健室

学生の地域活動参加

機能検診およびプログラム開発

 

研究一覧

研究Research activities