リハビリテーション医学・医療は、患者さんご本人がいかに能動的に訓練に取り組んで頂けるかという点がとても重要です。モチベーション、抑うつ、活力、無気力、疲労などをキーワードにリハビリテーションに関係する心理状態の質的研究や臨床研究を行なっています。
また、患者さんが社会復帰に至るまでの過程には、患者さんや家族、そして医療者側、それぞれに複雑な心理状態の変化が生じ、更にはそれぞれの人間同士の心理が交錯することになります。心理学は、リハビリテーションマネージメントには必須アイテムの1つと考えています。心理学のリハビリテーション医療への活用・応用を考える研修会「リハビリテーション科医のためのマネージメント研修会」を年一回行なっています。
研修会風景
リハビリテーション臨床における諸問題について少人数で2日間にわたり議論を交わします。